下田市新庁舎の設計提案について市の説明を聞く議員=下田市役所

 ■議場、市民窓口変更を

 下田市議会は5日、新庁舎建設基本設計に関する検討会を開き、議員の多くが難色を示す1階議会ゾーンを中心に、設計提案について市から説明を受けた。

 プロポーザル方式で選定した設計業者は、1階に多目的に使用する議場と市民ホール、2階に市民保健課や税務課などの市民窓口、3階に総務課や統合政策課などの行政窓口を提案する。

 この提案に対し、議員の多くは「議会は静かで落ち着いた環境が必要」「全国的にも珍しい1階の議場という設計業者のPRのための庁舎ではない」などと難色を示し、議場を3階に市民窓口を1階に配置することを求めている。

 市は1階議会ゾーンについて「議会で使用するのは、年間2カ月程度。議場は音響や空調設備も整っているため、普段は開放し音楽発表会や講演会など、さまざまな市民ニーズに対応していく」と説明。

 2階の市民窓口について「1階は面積が足りず、全ての市民窓口を集約できない。国道に面した東側駐車場からは、階段やエレベーターを使うことなく出入りできる」と説明した。

 検討会は、設計提案を検討する議長主催の会議で3回目。今後は4日に設置した新庁舎建設設計特別委員会で協議を重ね、議会側の考えをまとめる。

 市は9月末までに基本設計をつくる日程で作業を進めており、それまでに特別委の結論を求めた。

 【写説】下田市新庁舎の設計提案について市の説明を聞く議員=下田市役所