エアコンを入れた涼しい環境で授業に臨む児童=南伊豆町の南伊豆東小

 南伊豆町は本年度、賀茂地区で初めて小学校普通教室にエアコンを導入した。英語必修化などによる授業時数増加を見据えた措置で、3校全23室に整備した。南伊豆東小は今週から稼働を始め、早くも集中力向上や外遊び増加が見られているという。5日に町長や町議が視察した。

 ふるさと納税を財源に2920万円かけ、普通教室21室と南中小放課後児童クラブ室2室に整備した。教育委員会の運用ガイドラインで、稼働期間は原則6~9月の授業時間内とした。

 東小では2日から稼働を始めた。既に好影響が出ていて山田浩校長は「下敷きであおいだりだらけたりしなくなった。集中できている」と語る。「教室に入れば汗が引くからか、外遊びが増えた。休み時間はエアコンを消し、授業への切り替えも向上した」と予想しない効果も出たという。

 6年生の高橋瑛音君と杉本陸君は「窓を閉めたのでプールや工事の音が気にならない。教室が涼しく外によく行く」と話す。

 同町は中学2校にも設置を検討しているという。岡部克仁町長は「想像以上の効果だ。夏の授業への対応を進める」と述べた。

 【写説】エアコンを入れた涼しい環境で授業に臨む児童=南伊豆町の南伊豆東小