稲取高校魅力化推進協議会であいさつする渡辺会長=東伊豆町役場

 ■東伊豆、河津の代表意見交換

 県立稲取高校魅力化推進協議会(会長=渡辺健司・東伊豆町教育委員)が5日夜、東伊豆町役場で開かれた。同町と河津町の行政、区、商工、観光、学校の代表者21人で構成、地域が一体となった応援体制の充実を目指すことを確認し意見交換した。

 稲取高は、県教育委員会の県立高校第3次長期計画「ふじのくに魅力ある学校づくり推進計画―2028年度を見通して」で統合対象とはなっていない。しかし「全日制は1学年6~8学級を適正規模とし、4学級以下は新構想高への改編(再整備)を検討する」としている。同協議会は、3学級以下の稲取高を長く存続させる必要性から設けられた。

 渡辺会長は「少子化の波が想像以上に早く、手を打っていかなければ存続自体が難しくなる。皆さんの知恵で今以上に魅力ある稲取高となって存続していけるように忌憚(きたん)のない意見を出してほしい」とあいさつ、太田長八・東伊豆町長と岸重宏・河津町長も積極的に取り組む考えを述べた。柴雅房校長が現況を説明した。

 意見交換では▽地域に根ざした産業に関連した教育課程・学科の設置▽18歳以上が職業資格を取れるような学科の設置▽就職に強みを持てる特色づくり▽地域住民に広く稲取高に関心を持ってもらう―などの必要性が挙がった。

 同協議会は年3、4回の開催を予定、長期・短期的な取り組みを形作る。

 【写説】稲取高校魅力化推進協議会であいさつする渡辺会長=東伊豆町役場