「子供三番叟」を堂々と奉納する小学生ら=東伊豆町稲取の八幡神社

 ■小学生7人、堂々と祝いの舞 きょう、あすも披露

 東伊豆町指定無形文化財の「子供三番叟(さんばそう)」が、稲取夏祭り2日目の14日、八幡神社絵馬殿で奉納された。装束をまとった稲取小男女児童7人が、謡の声と鼓の音を響かせ堂々と祝いの舞を演じた。15、16日も会場を変え披露する。

 天下太平や五穀豊穣を祈願する伝統芸能で、稲取子供三番叟保存会によると、伊豆地区で式三番の舞全てを子どもが演じるのは稲取だけという。

 今年は、黒面を鈴木尚君(6年)、翁(おきな)を鈴木陸斗君(同)、千歳(せんざい)を大塚陽向君(3年)、大鼓(おおど)を堤颯斗君(5年)、鼓を田村奈央さん(6年)と奈良百華さん(5年)、内山雛乃さん(4年)が務めた。40日以上の稽古の成果を発揮、盛大な拍手を浴びた。保存会の中沢好雄会長は「一生懸命に間違いなく演じてくれ、とてもうまかった」と褒めた。

 15日午前10時から東区お仮屋舞台と午後4時から田町区お仮屋舞台、16日午前9時から水下公民館でも行う。

 稲取夏祭りは4地区5神社で行われる例祭の総称。

 田町区お仮屋では15日午後7時ごろから若衆による伝統芸能「馬鹿囃子(ばかばやし)」を披露する。

 【写説】「子供三番叟」を堂々と奉納する小学生ら=東伊豆町稲取の八幡神社