誕生したクチヒロカイマンの赤ちゃん=東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園(同園提供)

 ■クチヒロカイマン 威嚇する姿は迫力

 東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園でワニのクチヒロカイマンの赤ちゃんが8頭誕生した。小さいながらも、口を大きく開け「キュッキュッ」と威嚇する姿は迫力がある。同園は成長を見ながら8月中旬ごろの一般公開を検討している。

 同園で2004年にふ化した雌が4月29日に産卵、ふ卵器で温め7月18日に1頭、19日に4頭の人工ふ化に成功した。体長約20センチ、体重約50グラムで順調に育っているという。

 クチヒロカイマンはブラジルに生息する小型のアリゲーター科で体長2・5メートル以上、体重100キロまで成長するといわれる。生息地では希少種だが、同園ではこの数年、毎年赤ちゃんが誕生している。同園は1968(昭和43)年からワニ14種千頭以上の人工ふ化に成功しており「世界に誇れる業績」と言う。

 【写説】誕生したクチヒロカイマンの赤ちゃん=東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園(同園提供)