現在の岩科川と那賀川の合流地点(高橋忠さん提供)

 ■複数の人から情報提供

 下田市市史編さん室が情報提供を呼び掛けていた古写真の撮影場所は、松崎町道部の岩科川と那賀川の合流地点と判明した。松崎町松崎の高橋忠さん(76)ら複数の人から情報提供があり、写真奥の山並みなどから断定した。

 この写真は、オーストリア国立図書館が所蔵し、東京大史料編さん所・古写真研究プロジェクト編「高精細画像で甦る150年前の幕末・明治初期 日本」(洋泉社)に収録されている。下田旧町内の街並みや弁天島など南伊豆地区の写真5枚のうち、この写真のみ撮影場所が分からなかった。

 「下田市史 別編 幕末開港」を著した国立歴史民俗博物館の樋口雄彦教授から、市史編さん室に問い合わせがあった。

 高橋さんは「江奈山の稜線や、弁天さん、遠山が写っていたので、すぐに分かった」と話している。

 市史編さん室は、情報提供に感謝している。

 【写説】現在の岩科川と那賀川の合流地点(高橋忠さん提供)

 【写説】下田市史編さん室が撮影場所の情報提供を呼び掛けていた写真