たわわに実った稲を刈り取る中村さん(左)ら=南伊豆町二条

 ■アグリビジネスリーディング・中村さん 「過去最速だ」

 南伊豆町二条で8日、お盆を前に早くも稲刈りが始まった。農林業会社アグリビジネスリーディングが耕作する田んぼで、経営する中村大軌さん(38)=下小野=も「過去最速だ」と驚く。9日には新米のコシヒカリを、道の駅・下賀茂温泉湯の花内農林水産物直売所に並べる。

 同社の稲刈り開始日は毎年賀茂トップクラスだが、過去最速は8月16日だった。今年は4月19日から田植えを始め、8月7日午後に一部を試験的に収穫した。成熟具合を確かめ8日までにコンバインで60アールを刈り取った。

 中村さんは「粒がよく張り、もみが割れたものもある」と出来栄えを語る。「酷暑や台風に負けずいい米が早くできた。伊豆下田乗馬クラブ(上賀茂)の馬ふんを入れたのが良かったかな」と話した。

 同社は現在、県内でもまれな米の有機JAS取得を目指し申請中だ。今冬にも結果が出るという。

 中村さんは「JASを取り、有機米やわせ米で南伊豆を米どころとして根付かせたい」と話す。

 【写説】たわわに実った稲を刈り取る中村さん(左)ら=南伊豆町二条