街歩きでの検証結果を発表する中国人学生たち=東伊豆町稲取の町商工会館

 ■伝統文化体験を提案 

 東伊豆町商工会(太田智康会長)は10~13日、中国人大学生による観光資源検証の研修合宿を受け入れた。インバウンド対応の一環で2年目の取り組み。最終日に稲取の町商工会館で検証結果の発表があり、学生10人が街歩きや伝統文化に触れた体験を基により良い観光の町づくりに向けた提案をした。

 学生たちは、中国浙江省杭州市の大学で建築・デザインを専攻する2~4年生が中心。海外留学・就業を目指すトップクラスのメンバーだという。4日間で稲取漁港の朝市の見学、雛(ひな)のつるし飾りの制作体験などをした。発表会では▽宿泊客に雛のつるし飾りをプレゼントする▽外国の大学生を招待して地元の魅力を紹介する記事の執筆、発信をしてもらう−などの外国人観光客の誘致案を披露。「人が少なく、どこにいるか分からないので交流したくてもできない」「閉まっている店が多いのが気になる」といった指摘もした。

 商工会の向井智宏さんは「今回の提案を町の観光業活性化に生かしたい」と話した。

 【写説】街歩きでの検証結果を発表する中国人学生たち=東伊豆町稲取の町商工会館