地域住民たちに見送られながら出港する第135豊幸丸=西伊豆町安良里

 西伊豆町安良里の豊幸漁業(藤井茂行社長)が所有する県内唯一の大型サンマ漁船・第135豊幸丸(147トン、36メートル)が16日、安良里漁港から北方の漁場へ向けて出港した。港には色テープを持った家族や知人、地域住民らが訪れ、安全航海と大漁を祈りながら見送った。

 20歳から75歳の乗組員16人が乗船。北海道の釧路港に寄港し、大型漁船の漁解禁日となる20日から北方四島沖から三陸沖へ南下するサンマを追い、11月末ごろに帰港する予定。

 豊幸丸が出港すると家族らは手を振り「安全、大漁を祈願しているよ」「頑張れよ」と言葉を掛けた。乗組員たちは船上から同地区内の神社などに安全を祈った後、旅立っていった。

 藤井晴正船頭は台風を例に挙げ「今年の気象は今までの経験が通用しない。不安もあるが、(サンマの)大きさ量ともに良いと聞いている。地元の期待に応えられるようにしたい」と話した。

 【写説】地域住民たちに見送られながら出港する第135豊幸丸=西伊豆町安良里