皇太子ご一家が16日、静養のため下田入りされた。ご一家の下田訪問は、8年連続9回目。須崎御用邸に1週間程度滞在し、「平成」最後の下田の夏を楽しまれる。

 ご一家は、午後1時29分着のスーパービュー踊り子号で伊豆急下田駅に到着された。構内の貴賓室でしばらく休憩した後、コンコースに姿を見せられた。

 コンコースと駅前ロータリーには約230人の市民や観光客が詰めかけ、日の丸の小旗を振って歓迎した。

 ご一家は笑顔で手を振り、何度も立ち止まって会話を交わされた。このうち、下田市吉佐美の佐藤奈海さん(37)は「太鼓祭りの宮入りを見学した話をしました。皇太子さまは『あっ、そうですか。きのうは太鼓祭りだったんですね』と、良くご存知の様子でした。3人ともとても気さくで…」と感激していた。

 ご一家を迎えた川勝平太知事は「3人とも下田の夏が楽しみな様子で、特に愛子さまは『下田の海はきれいなので大好き。今回はバタフライをマスターしたい』と話され、早く泳ぎたいという弾んだ気持ちが表れていました」と話した。

 【写説】須崎御用邸内の三井浜でくつろがれる皇太子ご一家=16日午後2時55分、代表撮影