9月中に運用開始に向けて設置されたクレジットカード・電子マネーの処理端末機=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなと

 ■9月以降に運用開始 

 下田市観光協会は、指定管理者として管理する外ケ岡の道の駅・開国下田みなとのテナントに入る全8店舗中6店で、会計レジでのクレジットカード・電子マネー決済の導入を進めている。施設内の同協会直営店では、既に処理端末を設置し9月以降に運用を開始する予定で、その後各店舗で順次進める計画だという。外国人旅行客や国内のカード利用者などのニーズに合わせた施設運営を目指す。

 クレジットカードを日常的に使う欧州、米国などの訪日外国人の増加や、首都圏を中心にカード・電子マネーの利用が一般化していることから導入を決めた。

 直営店のレジ担当者は、導入直後や買い物客が多い時の対応などの不安を挙げつつ「需要があるのだからしっかり対応できるようにした方がよい」と話した。同協会の進士幹人管理係長は「観光客がより利用しやすい環境を整備するべきだ。時代の流れに合ったサービスを提供しなければならない」と述べた。

 サービス向上を期待する利用者の声もあり、相模原市緑区の40代女性は「多額の現金を持ち歩く必要がなくなるので安心だし、便利になる。買い物をする時、私ならカードを利用できる店を選ぶ」と語った。

 同協会によると、クレジット決済で店側の手数料負担が発生するデメリットを指摘する意見がある一方、下田の中心街でも導入が進むきっかけになると期待する声もあるという。今後の展開次第で関係者の注目が集まりそうだ。

 【写説】9月中に運用開始に向けて設置されたクレジットカード・電子マネーの処理端末機=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなと