「景観を生かしたまちづくり」について話す西川さん=下田市の蓮台寺公会堂

 下田市職員出前講座がこのほど、蓮台寺公会堂で開かれ、地元住民約30人が「景観を生かしたまちづくり」を学んだ。

 主催は大日如来座像等修復委員会(坂倉碩夫会長)、蓮台寺街づくり協議会(渡辺秀明会長)、蓮台寺湯の華会(大川敏雄会長)の3団体。同地区では市の都市再生整備事業が進んでおり、住民の意識高揚を目的に講座を開催した。

 「下田まち遺産」の事務局を務め、景観行政を担当する建設課都市住宅係の西川力さんが講師を務めた。

 西川さんは、まず「風景」「景色」など似た言葉の使われ方に言及し、「景観」について「地理学や建築で使う。自然景観と文化景観の二つに分かれる」と解説した。

 下田の景観の構成要素として「自然」「文化」「歴史」「人の暮らし」を挙げ、下田の景観のうち▽下田を象徴しているもの▽下田らしいもの▽誇りのもてるもの▽継承すべきもの―を「下田まち遺産」と呼び、現在154件登録されていることを紹介。「良好な景観形成に努め、下田まち遺産を未来へ生かしていきましょう」と呼び掛けた。

 【写説】「景観を生かしたまちづくり」について話す西川さん=下田市の蓮台寺公会堂