夜道を慎重に進み避難場所を目指す参加者=下田市一丁目

 ■日没後の地震想定し訓練

 下田災害ボランティアコーディネートの会(渡辺加代子会長)は24日夜、「避難場所まで歩いてみよう~夜編~」を下田市内で開いた。会員や住民、下田署の警察官など約20人が参加し、夜間の避難体験を通して問題点について考えた。

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 避難体験は日没後に地震、津波が発生した―との想定で実施した。

 参加者は、市総合福祉会館前から下田幼稚園の裏山の海抜約32メートルに位置する避難場所を目指し、慎重に夜の道を進んだ。3歳の長女と参加した吉佐美の中村慶子さんは「夜、子どもを連れて安全に避難場所まで上ることができるかどうか心配になった。観光客はどうやって避難するのだろうか」と不安に感じたことを語った。

 体験後、避難階段の床面照明が切れているなど気付いたことを話し合った。

 渡辺会長は「今回出たさまざまな課題をまとめて市に提出する。今後の防災に役立てもらいたい」と話した。

 【写説】夜道を慎重に進み避難場所を目指す参加者=下田市一丁目