■9月議会に補正予算案

 東伊豆町の風力発電事業で約1760万円の収入不足が生じる見込みで、一般会計からの補填(ほてん)が必要になった。町が28日、町議会全員協議会で報告した。町は9月議会に補正予算案を提出する。

 町によると、町風力発電所(白田)の風車全3基のうち2基が故障で停止し復旧を断念、1月から1基だけで稼働している。収入見込額は約2440万円で、2基稼働を前提にした当初予算の歳出見込額は約4200万円。保守点検や修繕費を支出すると、起債の最終償還(約2210万円)に支障を来す―という。

 風車の経年劣化が進んでおり今後さらに故障で停止した場合、休止期間中の減収、修繕費用の増加により一般会計からさらに繰り入れが必要になる恐れもあるという。町は「運営を継続するか否か判断を迫られる時期が来る可能性は低くない」と話した。

 町は同発電所の事業継承に向け民間企業と事業可能性の共同検証をしている。財政支出せずに発電効率の良い新施設導入を目指す。