松崎町は9月の町議会定例会で太陽光発電、風力発電の大規模開発を規制する条例案を提出する。29日の定例記者会見で明らかにした。

 「松崎町自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例」(仮称)は、美しい自然環境の保護を図り、土砂災害などの発生を防ぐことを目的にしている。

 条例案は再生可能エネルギー発電事業について区域や規模を定め、町長の同意を得ることや、近隣関係者への説明会を義務付ける。

 規制内容については、伊豆半島の他市町を参考にしている。太陽電池モジュールの総面積が1万2千平方メートルを超える太陽光発電事業、高さ13メートルを超えるか、設備の高さが稜線を超える風力発電事業は同意しない。

 町には同日現在、大規模開発事業の届けはないが、全国で再生可能エネルギー発電事業の開発をめぐる、トラブルが相次いでいることから規制の準備を進めてきた。町は「適切な基準を設け、住民の安心安全な生活環境、美しい景観を害するものは町として規制していく必要がある」とした。