夏合宿で汗を流す日本大学重量挙げ部の選手たち=下田市横川の観音温泉

 ■静かな環境、温泉で人気

 体育館や武道場などを有する下田市横川の温泉旅館「観音温泉」に、今年もスポーツの合宿団体が続々と訪れている。静かな環境と豊富な温泉、充実した運動設備が人気を呼び、毎年利用する常連団体が多い。

 観音温泉は、横川の県道から4キロほど入った山間部に位置し、山林を含め約165ヘクタールの広大な敷地を有する。趣の異なる四つの宿泊棟、日帰り温泉を含む二つの温泉施設、各種運動施設などから成る一大健康保養地。

 運動施設は、120畳の武道場、22×44メートルの体育館、トレーニングマシンやバーベルを備えたウエイトリフティング練習場、公認リングやサンドバッグを備えたボクシング練習場などがあり、幅広いスポーツに対応。ダンスやブラスバンドなどの練習にも対応できる。

 スポーツ合宿は、夏期が最盛期。今年は7、8月の2カ月間で防衛大剣道部や警視庁相撲部など9団体・延べ1000人余り(宿泊人数)が利用した。防大剣道部は、およそ40年前から毎年利用している。

 現在、日本大の重量挙げ部(部員46人)が1日まで4泊5日の日程で合宿中。

 同部は学生団体戦で5連覇、通算18回優勝の強豪。10年前から毎年利用しており、2016リオネジャネイロ五輪に出場した糸数陽一選手や18アジア大会に出場中の近内三孝選手なども汗を流した。

 同温泉の魅力について難波謙二監督は「ある程度隔離された環境なので、練習に集中できる。温泉で疲れを癒やし、温泉水を使ったおいしい食事が活力源になっている。スタッフが色々と気配りしてくれるので、合宿には最高の環境」と話した。

 【写説】夏合宿で汗を流す日本大学重量挙げ部の選手たち=下田市横川の観音温泉