今村三代の墓前に下田太鼓を奉納する保存会=下田市三丁目の了仙寺

 第44回今村公墓前祭が1日、下田市三丁目の了仙寺で行われた。今村公を偲(しの)ぶ会(前田英弘会長)の会員ら約50人が参列し、江戸初期に下田の基礎を築いた第2代下田奉行・今村伝四郎正長をはじめ今村三代の遺徳をしのんだ。

 参列者は、松井大英住職の読経の中、今村三代の墓前に焼香。正長公が原形をつくったとされる下田太鼓を保存会が奉納した。

 正長は暴風雨や洪水から下田の町を守るため、私財を投じて武ガ浜に波よけを造成したほか、御番所整備、植林、寺社の創建など数々の業績を残した。

 偲ぶ会は、正長の業績の一つが防災であることから毎年9月1日の「防災の日」に墓前祭を開催している。

 【写説】今村三代の墓前に下田太鼓を奉納する保存会=下田市三丁目の了仙寺