支援活動の内容や課題に感じたことを説明する増尾さん=下田市中の県下田総合庁舎

 ■現場の課題など指摘 

 西日本豪雨の被災地広島県呉市に派遣された県賀茂健康福祉センターの保健師・増尾文香さんが10日、下田市中の県下田総合庁舎で活動報告を行った。同センターや賀茂1市5町の保健師、栄養士ら約20人を前に、現場の実情や感じた連携体制、連絡・交通手段などの課題も伝えた。

 増尾さんは、7月24~28日に呉市安浦地区に派遣され、避難所の安浦まちづくりセンターを拠点に活動。日赤や現地の保健師らと協力しながら、避難者の健康観察や避難所の環境整備に携わった。被災した高齢者世帯などの家庭訪問も行い1日40件近くの住宅を回ることもあったという。

 報告では「現地の保健師がこちらの活動内容を把握し切れていなかった」「支援の優先順位を決めるための必要な情報を誰に聞けばいいのか分からなかった」など現場で感じた課題・問題点を指摘した。担当地域の人口や保健師の配置状況といった出席者からの質問にも答えた。

 【写説】支援活動の内容や課題に感じたことを説明する増尾さん=下田市中の県下田総合庁舎