地域での活動について話すパネリストのOBたち=県立下田高南伊豆分校

 県立下田高南伊豆分校同窓会(渡辺力会長)は13日、同校の70周年を記念し体育館でシンポジウムを行った。地域で活躍するOB6人が登壇し、それぞれの活動について話した。在校生と住民ら200人余りが耳を傾け、節目を祝った。

 パネリストとして登壇した元副町長の小針弘さん(11期)は、青野川の堤防への河津桜植栽に尽力し「みなみの桜と菜の花まつり」隆盛の礎をつくった。堤防への植栽は法令などで困難だが「担当部局から『青野川の堤防は木を植えたくらいで壊れるように作っていない』と言葉をもらい植栽ができた」と当時を振り返った。

 ほかにNPO法人南伊豆湯の花前理事長の吉田謹治さん(21期)、農業振興会長の鈴木盛行さん(23期)、いしい林業の石井静夫さん(24期)、さとう温泉メロンの佐藤晴史さん(31期)、森守の黒田利貴男さん(35期)がパネリストを務めた。シンポジウム後は下賀茂熱帯植物園で立食パーティーも行い、思い出話に花を咲かせた。

 同校は1948年9月13日、南中村外5ケ村組合立南賀分校として開校した。当時は昼間定時制普通科で定員は40人だった。54年に県立移管し57年に農業科となった。2017年度までに2624人が卒業した。

 【写説】地域での活動について話すパネリストのOBたち=県立下田高南伊豆分校