ギネスに認定された107メートルのところてんと見守る観客たち=南伊豆町伊浜

 ■南伊豆伊浜の若者有志 「トコリンピック」を開催 

 南伊豆町伊浜の若者有志が16日、伊浜漁港で世界最長107メートルのところてん作りに成功しギネス世界記録を樹立した。特産品で地域に活気を取り戻そうと、大工の斎藤和宏さん(43)を中心に4月ごろから準備を進めてきた。併せて個性豊かなところてんの催しを繰り広げ、「第1回トコリンピック世界大会」として港いっぱいの観客を集めた。

 記録は海藻ゼリーの長さを競うもので、崩れたり途切れたりせず一本につながることが求められた。メンバーは前日に巨大なL字の木枠を港に組み、テングサの煮汁を流し込んで一晩かけ固めた。

 当日午前10時半に一斉に木枠を外して状態を確かめ、ギネスの認定員の審査で記録が認められた。ところてんは切り分け観客に振る舞った。

 有志は約10人で「国際トコリンピック委員会」を自称する。斎藤さんが委員長で「やっと成功した。地域を明るくできたならうれしい」と感慨深げに話した。芝浦工業大と静岡大の学生が協力した。

 大会はほか2種目を実施した。三杯酢のところてん250グラム早食い競争は松崎康治さん(下田OA)が54秒で優勝。1分間でつかんだ量を競う「流しところてんつかみ」は同町の小泉さと子さん・長田雅子さん・肥田典枝さんチームが制した。

 【写説】ギネスに認定された107メートルのところてんと見守る観客たち=南伊豆町伊浜

 【写説】ギネスの審査員(右)から認定証を受け取った実行委=南伊豆町伊浜