平安時代に制作された貴重な仏像の数々=下田市宇土金の上原美術館

 ■35年間の集大成 60年に一度の秘仏も 

 下田市宇土金の上原美術館で特別展「伊豆の平安仏~半島に花ひらいた仏教文化」が開かれている。35年間、伊豆の仏像調査を実施してきた同美術館の集大成で、約千年前の仏像やその一部など19点を展示している。

 60年に一度しか御開帳されない如意輪観音座像(下田市の法雲寺)と不動三尊像(松崎町の松尾不動堂)、県指定文化財の千手観音立像(伊豆市の金龍院)など、めったに拝観できない貴重な仏像が並ぶ。

 同館の主任学芸員・田島整さんは「貴重な仏像をこれだけ近くで見ることができるのは全国的にも珍しい」と話し「伊豆各地に眠っている仏像がまだいくつもあると思う。心当たりがあれば連絡してほしい」と呼び掛けている。

 12月9日まで。問い合わせは同美術館〈電0558(28)1228〉へ。

 【写説】平安時代に制作された貴重な仏像の数々=下田市宇土金の上原美術館