■投票率の低下懸念 当選ライン220票超か 峰、浜地区“草刈り場”

 任期満了(10月9日)に伴う河津町議選は、運動が残り2日間となった。11議席を現職9、新人3の12人で争う少数激戦で、トップクラスで当選してきたベテラン町議の故土屋粂太郎氏(見高)の支持票、草刈り場的な峰、浜地区の票の取り込みが競われる。一方目立った争点がなく選挙ムードは低調で投票率低下が懸念される。終盤の情勢を探った。

 新人は動きが良い。自営業の大川良樹氏(46)=田中=は知名度が高く谷津にも地盤がある。農業の渡辺昌昭氏(60)=大鍋=は農業団体など要職を務め、勇退する町議の支援もある。建設業の桑原猛氏(49)=見高=は出遅れたが地元を足掛かりに浸透する。

 現職は、遠藤嘉規氏(42)=見高、1期=が見高での支持を拡大、上村和正氏(52)=梨本、1期=が観光関係を柱に手堅く、塩田正治氏(53)=湯ケ野、1期=が着実な運動で集票、仲里司氏(68)=湯ケ野、1期=が体育団体などから支持を取る。宮崎啓次氏(66)=笹原、4期=が今回も運動量多く、土屋貴氏(70)=笹原、2期=が同世代から支援を広げ、渡辺弘氏(70)=谷津、2期=が地盤から広がりを図る。稲葉静氏(70)=梨本、3期=が地元などの支援をまとめ、小林和子氏(69)=峰、2期=が革新系や女性票取り込みを進める。

 投票率は前回選75・97%を下回る70%程度との見方が多く、当選には220票以上が必要とみられている。

 期日前投票は29日まで午前8時半~午後8時、町保健福祉センター・ボランティア団体室で、投票は30日午前7時~午後6時に11投票所で、開票は7時半から町役場で行う。24日現在の選挙人名簿登録者数は6364人(男3105人、女3259人)。