南伊豆町の生涯活躍のまち(日本版CCRC)の計画変更が急ピッチで進んでいる。旧共立湊病院の土地取得遅延により事業順序を入れ替え、目玉のサポート付き高齢者住宅(サ高住)は敷地外の空き家利用が提案され始めた。27日に本年度初の生涯活躍のまち推進協議会が町役場で行われ、今後について話し合った。

 事業期間は2021年度までの5カ年で病院敷地を中心に、集合住宅形のサ高住50戸などを建てる。一方敷地は下田メディカルセンターの所有で購入見通しは立っていない。

 敷地ハード整備が進まない中の会議で、会長・大原一興横浜国立大学院教授は「湊の空き家を改修し分散型サ高住の考えもある」と提案。地元委員から「廃業民宿が使いやすい」と意見が出た。

 岡部克仁町長は全体について「将来的に(維持費など)不安が大きい」とし「成功を大前提に考えたい」と土地購入で動けない間に実現性を精査する構えだ。協議会は本年度中に11回実施する。