実際にフレスコボールのプレーを披露する斉藤さん=下田市白浜の伊豆白浜観光協会前

 ■ビーチの魅力創出

 夏季以外のビーチの魅力創出を目指し、下田市観光協会はブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」の普及を進めている。白浜の伊豆白浜観光協会と吉佐美のサーフショップ「バグース」で競技用具の無料レンタルを行い、観光客や住民の認知度を高めて地元の“文化”としての定着を図る。藤原徹佳事務局長は「(多くの人が)春や秋にも下田のビーチでこのスポーツを楽しめるようにしたい」と語った。

 フレスコボールはラケットとゴムボールを使ったペア競技で、1945年にリオデジャネイロで考案された。5分間でラリーの回数や技術の総得点を競う。気軽にプレーでき、ファッション性も高いことから欧州や米国西海岸などで広く親しまれているという。

 同競技が好きで下田での普及を考えていた元下田海中水族館スタッフ・大和地未沙子さん(28)が市観光協会に普及の相談を持ちかけたことで、今回の取り組みが実現。日本フレスコボール協会に協力を要請し、ラケット12本とボール20個の寄贈を受けた。

 このほど、伊豆白浜観光協会で寄贈式を開き、大和地さんと同競技日本代表の斉藤亮太さん(24)が藤原事務局長らに届けた。大和地さんは「大好きな下田で大好きなフレスコボールが広まれば幸せ」、斉藤さんは「ビーチでこの競技を楽しむ人が増えるきっかけになってほしい」と話した。競技の実演も行った。

 今後は、2020年東京五輪・パラリンピックのサーフィン米国代表と地元民の交流のツールにすることも検討するという。

 【写説】実際にフレスコボールのプレーを披露する斉藤さん=下田市白浜の伊豆白浜観光協会前