河津桜切り枝の試験出荷スケジュールを確認する商品化研究会=河津町役場

 ■東京の市場需要把握へ

 河津桜発祥地のブランドを生かして切り枝の生産販売を目指す「河津町河津桜切枝商品化研究会」は、12月上旬から剪定(せんてい)枝を試験出荷する。28日に町役場で開いた第3回会合でスケジュールを確認した。来年2月まで3回行い、東京・大田市場での需要を把握する。

 試験出荷するのは、町内の地区などが管理する河津桜の剪定枝で100~150本程度を見込んでいる。出荷はJA伊豆太陽を通じ、1月上旬と2月上旬も予定する。価格は1本300~400円ほどが予想されるという。

 会合では、生産振興を図るための新植支援事業費補助金交付要綱案も示された。生産者の苗木購入や園地整備の経費に対し補助率を2分の1以内、苗木1本当たり千円を上限とする。

 同研究会は町、町農業委員会、JA、町商工会、町観光協会、町農業経営振興会と県の関係者ら14人で構成する。切り枝商品化は農業振興に加え耕作放棄地解消、観光業との連携強化などの狙いもある。

 【写説】河津桜切り枝の試験出荷スケジュールを確認する商品化研究会=河津町役場