バガテル公園事業再生を検討する委員会=河津町役場

 ■民間資本導入など検討

 河津町は、河津バガテル公園事業再生検討委員会を立ち上げ、3日、町役場で初会合を開いた。町営で経営赤字が続く同公園の事業方針や具体策などを2年かけて協議、来年3月までに民間資本導入など一定の方向性を示すことにしている。

 検討委は、景観・造園学の専門家、公募した町民ら委員計4人と岸重宏町長らで構成、産業・観光振興に寄与する再生を目的にする。まとめを受け町が事業を決定する。

 初回は、窮境要因分析を把握、自力再生について協議し「過去の取り組みを鑑みると自力再生できるとは思えない」との意見でまとまった。次回は園の魅力を高める方策を考えながら民間資本導入を軸に検討する。

 岸重宏町長は「入園者が開園当時の2割に落ち込み、経費もここ数年5千万円以上で町会計を圧迫している。経営形態など抜本的な改革を検討してほしい」と求めた。委員長に就いた正木信吾さん(峰)は「人脈と知恵を発揮してもらい良い方向へ導きたい」とあいさつした。

 バガテル公園は、町がフランス・パリ市と友好技術協定を結び2001年に開園、フランス式庭園のバラ園約3万平方メートルで世界の1100種6千株を栽培する。敷地は約5万平方メートル。売店やカフェ店も備える。

 入園者は初年度24万3千人を記録したが年々減少、ここ3カ年度は4万4千人前後となっている。第三セクター会社が管理運営していたが、15年から町直営となった。

 【写説】バガテル公園事業再生を検討する委員会=河津町役場