覚書を取り交わす各地区自主防災会長=南伊豆町役場

 下田市田牛区と南伊豆町湊区・手石区・青市区の4自主防災会はこのほど、大規模災害時に協力する覚書を取り交わした。下田の海岸線の道が寸断された場合、田牛区民は山を越え南伊豆東中へ避難できるようになった。町役場に各会長が集まり署名した。

 田牛区の避難場所は大賀茂小だが、途中の市道や国道は津波などの際に移動困難が予想される。覚書で同区は南伊豆の3区から(1)南伊豆東中への一時避難(2)市に連絡をとるための通信機器借用(3)救助など急を要する支援―の協力を受けられるとした。田牛区の渡辺藤男自主防災会長は「大雨が降ると大賀茂川が氾濫し、頻繁に吉佐美方面が不通になる。3区の協力を得て安心できる」と話した。

 【写説】覚書を取り交わす各地区自主防災会長=南伊豆町役場