子どもとの関わり方を話す内村さん(左)と杉山さん=南伊豆町役場

 ■思い出、子育て論語る

 体操の内村航平選手の母・周子さんと、テニスの杉山愛選手の母・芙沙子さんによる教育講演会が14日、南伊豆町役場で開かれた。子どもとの関わり方をテーマに、トップ選手2人の育児の思い出や子育て論を語った。

 町教育委員会主催でPTAら145人が耳を傾けた。周子さんは親の期待・ストレス・悲しみの三つを与えないのが大切と呼び掛けた。北京五輪前、航平選手に「腰が痛い」と弱音を吐かれ、本当は心配なところ「出なくてもいいじゃん。ベンチの航平を応援する」とあえて返答し意欲を引き出したという。

 芙沙子さんは愛選手が25歳のときのスランプを語った。芙沙子さんは自身がコーチに就き、母子の二人三脚で再起を果たした。「当時、私が知っている愛ではなくなっていた。でも、笑顔を取り戻せば世界で楽しくプレーできると思った」と振り返った。杉山家の家訓「遊戯三昧」も紹介。「やること自体を楽しむ。なんでも楽しみにできる」と述べた。

 【写説】子どもとの関わり方を話す内村さん(左)と杉山さん=南伊豆町役場