下田黎明の原料米をトラックに積み込む会員ら=下田市六丁目のJA伊豆太陽の倉庫

 ■来年3月に発売 

 下田の地酒「下田黎明(れいめい)」造りに取り組む「下田自酒倶楽部」(進士英治会長)は19日、下田市稲梓産の原料米「キヌヒカリ」約3トンを精米工場へ出荷した。年末に富士宮市の富士高砂酒造で仕込みが始まり、四合瓶で約5千本分が出来上がる見込みだという。来年3月ごろから、下田市内の酒屋など16店で新酒を販売する。

 地酒で町おこしを進めようと始まり17期目の取り組み。下田黎明は通常の日本酒醸造と異なり、食用米を原料としているのが特徴。富士山の伏流水を使い静岡酵母で発酵させた純米吟醸酒で、香りが高くやや辛口の出来になるという。

 出荷作業は下田市六丁目のJA伊豆太陽の倉庫で行われた。同倶楽部の会員ら6人が、米袋をトラックに積み込んだ。進士会長は今年も下田黎明を造れることを喜び、米の生産者・土屋明さんは「(今年は)米の出来が良い。おいしい酒ができるのを待っていてほしい」と笑顔で話した。

 【写説】下田黎明の原料米をトラックに積み込む会員ら=下田市六丁目のJA伊豆太陽の倉庫