■29日に協定調印式、講演

 南伊豆町は加納の東京大樹芸研究所(鴨田重裕所長)と協力し農林業の発展を図るべく、研究所を所管する同大大学院農学生命科学研究科(丹下健研究科長)と連携協定を結ぶ。ふるさと納税の寄付金を使い樹芸研の研究を推進する。29日に町役場で調印式と記念講演会を行う。

 樹芸研は1943年設立で主に熱帯・亜熱帯産樹木を研究する。2014年から町内のいしい林業と協力し、毛倉野の山林でユーカリの栽培実験を行う。16年には製菓会社と協力し、日本初の国産カカオによるチョコレート販売を実現した。

 協定にあたり、同町はふるさと寄付金用途に連携推進事業を追加する。寄付者が申込書に、寄付金を東京大で利用するよう明記すれば研究や教育活動にあてられる。岡部克仁町長は「町の新産業や雇用につながることを期待する」と話した。

 講演会は29日午後2時からで鴨田所長が登壇。問い合わせは町企画課〈電0558(62)6288〉へ。