カメラで訓練の様子を撮影する参加者(左)=松崎町の松崎新港

 ■下田署と関東警察局など

 下田署と関東管区警察局機動警察通信隊は25日、松崎町の松崎新港を主会場に、通信確保訓練などを実施した。1市5町の広範囲を管轄する同署が、大規模災害発生時に備え、より正確な情報収集と情報集約を目指し、映像を情報手段に用いた訓練に初めて取り組んだ。

 訓練には県警の機動警察通信隊、航空隊、機動隊と、県内で大規模災害発生が発生した際、関東管区警察局の調整で応援に駆け付ける栃木県警の機動警察通信隊から約40人が参加した。

 松崎新港では同署と機動隊が海底に沈んだ遺体の引き揚げと、海面に浮かんだ被災者の救出訓練に取り組んだ。

 訓練の様子を携行カメラやドローン、航空隊のヘリで撮影し、映像を静岡県警と関東管区警察局へ送信し、リアルタイムで活動を確認した。栃木県警は東伊豆町からの映像送信を行った。

 下田署警備課の山林正樹課長によると、近年は警察の捜査に防犯カメラなどの映像を用いるケースが増えているという。その上で「災害対策についても映像が重視されるようになるだろう。正確な情報収集手段として映像の活用をしっかり考え、改善点などを探っていく」と話した。

 【写説】カメラで訓練の様子を撮影する参加者(左)=松崎町の松崎新港