伊豆諸島の神々に祭典の開幕を告げる火達祭=下田市白浜

 下田市白浜の白浜神社(原嘉孝宮司)で30日までの3日間、秋の例大祭が地域を挙げて開かれている。神輿や太鼓台が繰り出し、境内では演芸大会が繰り広げられるなど、白浜は祭り一色に染まっている。

 祭典は28日夜、伊豆諸島の神々に祭典の始まりを告げる「火達祭(ひたちさい)」で開幕した。その昔、祭神の三嶋大明神が白浜に上陸し、伊豆を治めるとともに、伊豆諸島を造ったという伝説に由来する。

 神社に隣接する浜地を会場に、かがり火の中、祝詞や玉串奉てんなどの神事が厳かに始まった。豆州白浜太鼓の演奏とともに、激しい火山活動をほうふつさせる花火が打ち上げれ、神社横の浜辺を埋めた観衆から歓声が湧き上がった。

 【写説】伊豆諸島の神々に祭典の開幕を告げる火達祭=下田市白浜