勢いよく獅子の頭をぶつける若衆=松崎町

 松崎、西伊豆両町で2日、家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する秋祭りが始まった。各地区で三番叟(さんばそう)や神楽などの伝統芸能が奉納、太鼓台や神輿(みこし)の練り歩きが行われ、にぎやかな祭りムード一色に包まれた。

 松崎町松崎の伊那下神社では、若衆らで組織する「三省社」が地区を回り、獅子の頭を激しくぶつけ合うことで、厄を払う「かみ合わせ」を行った。約60人が朝から地区内の家庭・店舗を巡行し、「○○様、○○様、かみ合わせ」の言葉を合図に、軒先で威勢よく獅子をぶつけた。

 西伊豆町内では、宇久須地区の牛越神社、仁科地区の神明社、佐波神社で三番叟が奉納され、迫力ある人形の舞に観客が見入った。

 3日は松崎町で「太鼓台たたき合い」、西伊豆町安良里の多爾夜(たにや)神社で猿舞、同町宇久須の出崎神社で猿っ子踊りなどが繰り広げられる。

 【写説】勢いよく獅子の頭をぶつける若衆=松崎町