厚労相感謝状を受けた山本さん=松崎町宮内

 ■会長を3期6年

 松崎町宮内で「銀寿(ず)し」を営む山本弘さん(73)が、このほど東京都中央区の明治座で開かれた食品衛生法施行並びに日本食品衛生協会創立70周年記念表彰式で、食品衛生協会役員としての長年の功労が認められ、最高賞の厚生労働大臣感謝状を受けた。西伊豆食品衛生協会の会長を3期6年間務めた山本さんは「個人ではなく、協会としていただいたと考えている。とてもうれしい」と話した。

 山本さんは同町生まれ。26歳で銀寿しを開店し、妻育子さんと営んできた。地場食材にこだわり、地元住民に愛される店舗として47年間を歩んできた。

 松崎・西伊豆両町の食品に関連する業者でつくる西伊豆食品衛生協会の会長を務め、食中毒防止に尽力した。「食中毒は客だけではなく、観光地である両町に被害がおよぶ。絶対に起こしてはいけない」と考え、基本であり最も重要な予防策の正しい手洗い方法の普及に取り組んだ。現在は同協会で指導員を務めている。

 今年3月に育子さんを病気で亡くし、店を休業している。常連客からは再開を望む声も多く、来年には再スタートするという。「妻には感謝しかない。素晴らしい賞をもらえたことをきっと喜んでくれるだろう」と話した。

 山本さんを除く同協会の本年度食品衛生表彰受賞者は次の通り。

 【日本食品衛生協会理事長表彰】食品衛生指導員 内田正一(西伊豆町仁科)

 【県知事表彰】食品衛生優良施設 堂ケ島アクーユ三四郎(西伊豆町仁科)

【県食品衛生協会長表彰】食品衛生功労者 高橋博幸(松崎町雲見)▽食品衛生優良施設 三好(同町松崎)

 【写説】厚労相感謝状を受けた山本さん=松崎町宮内