しおかつおうどんを受け取る園児たち=賀茂幼稚園

 ■「おいしい」と笑顔

 西伊豆町の伝統保存食「潮かつお」のPRに取り組む西伊豆しおかつお研究会(芹沢安久会長)は8日、町立賀茂幼稚園を訪れ、園児と保護者約30人にしおかつおうどんを振る舞った。同園は本年度末で伊豆海認定こども園と統合し閉園するため、約10年続いた研究会と園の最後の交流となった。

 同会は地域の食文化への理解を深めてもらおうと、町内の小学校、幼稚園、認定こども園で子どもたちにしおかつおうどんを提供してきた。同園の保護者への振る舞いは初めて。

 芹沢会長は保護者へ潮かつおの歴史などを紹介し、「潮かつおの食べ方、活用方法を知ってほしい」と呼び掛けた。

 園児たちは会員からしおかつおうどんを受け取ると保護者と一緒に味わった。山下昌美さん(42)は「初めて食べた。(うどんの)見た目は味が薄そうだが、潮かつおにしっかりとした塩気があり、良い味付け」と話した。次男の愛熙君は「おいしい」と笑顔を見せた。

 【写説】しおかつおうどんを受け取る園児たち=賀茂幼稚園