庁舎移設後の跡地や駅周辺の利活用について意見交換する生徒たち=下田市の下田高

 ■構想策定へ市が住民会議

 下田市庁舎移転後の跡地利用や伊豆急下田駅周辺地の再開発に向けて、市は「伊豆急下田駅周辺地区まちづくり整備基本構想」の策定を進めている。住民の意見をくみ上げる狙いで「まちづくりミーティング」を各地で開催。有志の住民5グループ約40人が参加し、有効的な活用方法や目指すべき町の姿などについて、それぞれ意見交換をしている。

 2019年度中に、具体的な取り組みや施設配置の計画などを盛り込んだ基本構想案を取りまとめる予定。子育て世代や駅利用者へのアンケートの実施も検討している。現庁舎跡地と駅前広場やバスターミナル用地など約2万9千平方メートルが再開発計画の対象となる。

 ミーティングは、第1回が地区の現状確認、第2回が他の自治体の整備事例や手法の勉強会、第3回が具体的な将来像の検討という流れになっている。

 15日夕、県立下田高で1~3年生11人のグループによる第1回のミーティングがあった。市職員の現状説明を受けた後、生徒たちは地区の課題や特徴について意見・考えを付箋に書き出すなどして発表。「駅周辺なのに店が少ない」「駅前に観光客を強く引きつけるインパクトのあるものが必要」「バスの本数が少ない」などの要改善点や「タクシー・バスの両方にアクセスしやすい」「周囲の山など景観がきれい」といった良いと感じる点についても述べた。

 【写説】庁舎移設後の跡地や駅周辺の利活用について意見交換する生徒たち=下田市の下田高