キンギョソウの試験栽培状況を見学する生産者ら=東伊豆町稲取の県伊豆農業研究センター

 ■生産者らが情報交換

 賀茂地区を中心に伊豆地域特産キンギョソウの品種検討会=県花卉(かき)園芸組合連合会主催=が16日、東伊豆町稲取の県農林技術研究所伊豆農業研究センターで開かれた。生産者ら約40人が最新の品種や栽培技術などを研修した。

 生産者たちはセンターが試験栽培する白や黄、ピンク色の鮮やかな新品種など約30品種を熱心に見学した。稲葉善太郎センター長が効率的な温度管理で収益率を上げるなどの栽培技術や他県産地の情報を、県内外4種苗会社が品種を紹介した。

 同センターは「八重咲きの新品種開発、ベルに似た花形のペンステモン咲きの育種見直しや開発が進んでいる」と話した。

 検討会前にはキンギョソウ全日本花卉種苗審査会(日本種苗協会主催)も開かれ、全国の種苗業者が出品した14品種の商品性を研究員が審査した。

 本県のキンギョソウ作付面積は約2ヘクタール、生産額は年約4千万円。伊豆地区が85%を占め、京浜市場で高評価を得ているという。

 【写説】キンギョソウの試験栽培状況を見学する生産者ら=東伊豆町稲取の県伊豆農業研究センター