道路整備の推進に向け、地域一丸となった取り組みを呼び掛ける森県議=下田市白浜のホテル伊豆急

 ■「地域一丸の訴え重要」

 伊豆半島の道路整備の推進を目的とした「伊豆半島道路研修会」が18日、下田市白浜のホテル伊豆急で開かれた。賀茂地区の政治、建設、商工関係者など約160人が出席。国交省沼津河川国道事務所の藤井和久所長と、県交通基盤部道路局の山本浩之局長を講師に迎え、伊豆の道路整備の進捗(しんちょく)状況や道路を生かした地域づくりを学んだ。

 自民党下田市・賀茂郡連絡協議会、下田建設業協会が共催し、今年3月に続き4回目。開会式で代表世話人の森竹治郎県議が「厳しい予算の中、道路整備推進のためには地域が一丸となって国や県に訴えていくことが重要」と呼び掛け、下田市の福井祐輔市長や賀茂郡町村会長の岡部克仁・南伊豆町長らが整備促進の期待感を示した。

 藤井所長は、伊豆縦貫自動車道の進捗状況や整備効果などについて講話した。本年度中の開通を目標とする天城北道路に関し「工事は順調に進んでおり、(2月10日に開幕する河津と南伊豆の)桜まつりまでには開通できる」と説明。

 民間調査機関による全線開通後の整備効果として「1年間で観光客が約420万人増え、経済波及効果は約700億円に及ぶ」と説明し、事業の推進にあたり「道路をまちづくりにどのように使っていくのか、よく議論し、要望活動を通じて強く発信していくことが予算確保につながる」と述べ、地域の協力を求めた。

 山本局長は、「伊豆半島の道路ネットワーク」をテーマに、伊豆縦貫道のアクセス道路の整備状況を解説した。

 【写説】道路整備の推進に向け、地域一丸となった取り組みを呼び掛ける森県議=下田市白浜のホテル伊豆急