新しく迎え入れた雌と雄のオウサマペンギン=下田市三丁目の下田海中水族館

 ■雄と雌 新たな命誕生に期待

 下田海中水族館(下田市三丁目、阪本清嗣総支配人)は、オウサマペンギンの繁殖に取り組んでいる。希少動物の種の保存などを目的に動物を貸し借りする「ブリーディングローン」制度を活用し、19日に大阪市の天王寺動物公園から雄と雌のペンギンを1羽ずつ迎え入れた。飼育数が計4羽(雄2匹、雌2匹)となり、新たなつがいの成立と命の誕生が期待される。

 オウサマペンギンは南極周辺の島々に生息し、体長80~90センチ、体重14~18キロにまで成長する世界で2番目に大きな種類。同水族館で飼育している2羽は親子であったため繁殖できず、ペアとなるペンギンを探していた。

 新しく迎え入れた2羽は同日、飼育課の職員たちによって施設内に運び込まれて、翌日デビューした。借用期間は毎年更新するという。浅川弘営業課長は「貴重な種で人気もあるので絶やさないようにしたい。まずは卵を産み(無事に)ひながかえってほしい」と話した。

 問い合わせは同水族館〈電0558(22)3567〉へ。

 【写説】新しく迎え入れた雌と雄のオウサマペンギン=下田市三丁目の下田海中水族館