3年連続で実ったアボカドとくぼやまさん=南伊豆町一条

 南国の果実アボカドの露地栽培による結実に、南伊豆町一条の画家くぼやまさとるさん(62)が3年連続で成功した。

 熱を持ちやすい石垣に植えることで、プロの農家でも難しいとされる若苗の屋外越冬を自宅の庭で成し遂げた。今年も9個がたわわに実り、年明けにも収穫できるという。

 くぼやまさん宅は標高150メートルの谷間にあり強い風は吹かない。庭には4本のアボカドの木があり、実がなるのは1本で樹齢10年、樹高は5メートル。味はピーナツのようだという。

 苗はスーパーで食用に買ったアボカドの種を発芽させたもの。くぼやまさんは「何本も植えたが、石垣のだけが生き残った。石垣イチゴと同じで、石が熱を持ち越冬できたのではないか」と成功理由を推測する。

 くぼやまさんは現在、庭中にアボカドを増やすべく実験を繰り返している。3年ほど育てた大きな苗は石垣がなくても越冬できたという。「家の周りがアボカド林になったら面白い」と朗らかに話した。

 【写説】3年連続で実ったアボカドとくぼやまさん=南伊豆町一条