工事の成功を祈りくわを入れる杉本社長=南伊豆町青市

 ■国内トップ拠点に 7月オープン目指し地鎮祭

 下田市の海洋調査会社ウインディーネットワーク(杉本憲一社長)が来年7月、南伊豆町青市に新研究施設をオープンする。海中調査技術と水中文化遺産に関する国内トップレベルの研究拠点づくりを目指す。12月25日に地鎮祭を行い同社幹部が一堂にそろった。

 鉄筋コンクリートの2階建てで、敷地面積は約1650平方メートル、延べ床面積は590平方メートル。銭亀峠から国道136号を625メートル進んだ左側だ。1階は倉庫で2階に二つの研究施設が入居する。

 一つは「水中音波システム科学研究所」で、海中調査の原理やシステムの新たな構築を図る。東京大現役教授を所長に招く。もう一つは「水中文化遺産研究センター」で海中の遺跡・遺物調査の拠点化を目指す。

 杉本社長は11月の本紙のインタビューに「ここ下田・南伊豆から日本一を目指す」と両研究所への意気込みを語った。1階には海底探査機2機を収める。

 地鎮祭には11人が出席し祝詞奏上やくわ入れを行った。施工の長田建設工業・長田芳郎社長は「素晴らしい海の世界を発信する施設に関われるのは名誉なこと」とあいさつした。

 【写説】工事の成功を祈りくわを入れる杉本社長=南伊豆町青市