県が作成した「しずおか健幸惣菜レシピ」

 県賀茂健康福祉センターは、地域の健康課題を踏まえ、県が今年3月に作製した「しずおか健幸惣菜レシピ」の活用を呼び掛けている。一方、来年2月の食育指導者研修会で、このレシピ料理を提供する事業者を募集している。

 しずおか健幸惣菜は、主食と組み合わせ、栄養バランスのとれた食事につながる「おかず」のこと。県内の調理・栄養関係者から健康レシピを募集、25点を選び冊子にまとめた。

 レシピは肉や魚、卵、大豆製品を主とした「主菜」、野菜やきのこ、海藻類を主とした「副菜」、これらを組み合わせて一皿として「主菜・副菜」の区分別に掲載した。

 「焼肉のせ豆腐サラダ」「海老芋とチキンのきのこクリーム煮」「舌平目のムニエルアーモンド風味」など、いずれも県が定めたエレルギー量や食塩相当量、野菜量などの基準を満たしている。

 レシピは、A5判38ページ。同センターで無料配布しているほか、県や同センターのホームページから閲覧することができる。

 ■高血圧症多く低い「お達者度」 賀茂地区

 同センターによると、静岡県の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、全国トップクラス(73・82歳、全国2位)だが、賀茂地区の「お達者度」は低い。

 賀茂地区6市町の「お達者度」は、県内35市町のうち男性が25~35位、女性が28~35位という。

 特定健診のデータ分析で、賀茂地区は高血圧症有病者が「県全体に比べて、有意に多い」との結果が出ている。その要因として、汁物、干物、漬物など塩分の多い食べ物を好む食習慣が指摘されている。

 【写説】県が作成した「しずおか健幸惣菜レシピ」