次々と茅の輪をくぐり、身を清める参列者=下田市の白浜神社

 ■「師走の大祓」に100人

 伊豆最古の宮として知られる下田市白浜の白浜神社(原嘉孝宮司)で30日、1年の罪や汚れをはらい、清らかな身で新年を迎える「師走の大祓(おおはらい)」が行われた。氏子会役員や白浜地区の町内会役員、一般参拝者など約100人が参列し、伝統の神事で身を清めた。

 原宮司による大祓の奏上、細かく切った紙を体にまく切麻(きりぐさ)に続き、参列者は境内に設けられた茅(ち)の輪を左回り、右回り、左回りに3回くぐった。

 神事の後、原宮司は参拝者を前に大祓の由来を説明し「今年は災いの多い年だった。来年は良い年であるよう心からお祈りします。良い年を迎えてください」と希望を託した。

 伝統の年越し行事を済ませた氏子会の藤井英次会長は「1年の締めくくりに、これをやらないと落ち着かない。これで身も心も新たな気持ちで新年を迎えられる」と、すがすがしい表情で話した。

 【写説】次々と茅の輪をくぐり、身を清める参列者=下田市の白浜神社