「町内統一ほけんだより」の30周年号(手前)と過去の資料

 南伊豆町全小中学校を対象とする「町内統一ほけんだより」が本年度、30周年を迎えた。養護教諭らの研修部会が毎年製作しているもので、折々の健康課題を啓発してきた。12月に発行された最新号では平成の30年間を振り返り、町内児童の統計から子どもの変化を紹介している。

 30年間の統計から(1)虫歯の改善(2)視力の低下―という二つの変化が見つかった。1人当たりの永久歯の虫歯本数は、1991年度の小学生が2・10本、中学生は6・38本だった。本年度には小学生0・19本、中学生0・97本まで減った。

 一方で91年の低視力者(0・9以下)は小学生17・4%、中学生30・7%。本年度は小学生23・4%、中学生48・3%に上がり、中学生の半分が眼鏡などを必要としている。

 養護教諭らによる学校保健研修部会ではゲーム機器やスマートフォンの普及を視力低下の原因と分析している。「現代の生活で情報通信機器なしで生活することはほぼ不可能。上手にコントロールして目の健康を守ろう」と呼び掛けた。

 ほけんだよりは「広報みなみいず」の中で掲載が始まった。後に独立した冊子になり保護者への配布や回覧板で広く町民に読まれている。

 【写説】「町内統一ほけんだより」の30周年号(手前)と過去の資料