チーム戦で熱戦を繰り広げる参加者=西伊豆町の田子公民館

 西伊豆町の田子公民館で6日、同地区の方言や風物詩を盛り込んだ「田子弁かるた」第1回大会(実行委員会主催)が開かれた。約60人が参加し、ユニークなかるたを使った正月遊びを楽しんだ。

 田子地区まちづくり協議会が地域の方言を残すことと地域活性化を目指し、2017年12月に製品化した。同会メンバーで製作の中心を担った山本恵美さんと小柳佳子さんが町民有志とともに、大会を企画した。

 3人一組のチーム戦では家族、小中学校の同級生などでつくる10チームが出場した。「とびんぐら(かけっこは) いつもおれは げっぴだよ(一番ビリだよ)」「しおかつお にしん風(西の風)で うまみます」など、田子の方言で句が読まれると、参加者はイラストが描かれた札に目を凝らし、手を伸ばした。賀茂小6年の清水慶子さん(宇久須)は「事前に勉強したので苦労しなかった。方言が学べる面白いかるたなので、観光にも役立ててほしい」と話した。

 山本さんは「方言を子どもたちに知ってもらう良い機会となる。今後はかるたを県外の田子出身者にも広め、大会を田子の伝統にしていきたい」と思いを語った。

 【写説】チーム戦で熱戦を繰り広げる参加者=西伊豆町の田子公民館