災害時に備え60立方メートルの耐震性貯水槽が埋まる校庭=下田市の浜崎小

 ■非常用トイレも整備

 下田市は、本年度の防災対策事業で広域避難場所の市立浜崎小敷地内に、耐震性貯水槽と非常用トイレを整備した。同校が立地する須崎半島は災害時に孤立化する恐れがあるため、避難住民が一定期間(救援物資が届くまで)安心して過ごせるよう約7900万円を投じて整備した。

 耐震性貯水槽は、容量60立方メートルの飲料水兼用の自然循環型水槽を東館前の校庭に設置した。使用量を1人1日3リットルと仮定すると、2857人の1週間分となる。

 非常用トイレは、500人槽の設備を正面玄関前方の給食共同調理場跡地に設置した。災害時にはふたを開け簡易トイレを組み立てて使用する。

 このほか、住民が過ごす体育館の電気を確保するため、発電機と結ぶ配線工事を施工した。

 この配線工事は、他の市立6小学校の体育館も本年度末までに実施する。

 【写説】災害時に備え60立方メートルの耐震性貯水槽が埋まる校庭=下田市の浜崎小