カウンターを設置する役場職員=南伊豆町入間

 ■環境保全などに生かす

 南伊豆町は11日、町内有数のジオサイト・入間千畳敷の入り口に通行者を数える赤外線カウンターを設置した。町は草刈りや遊歩道整備を定期的に行ってきたが、どの程度の人が訪れるか不明だった。夏をめどに結果を分析し環境保全や観光振興に生かす。

 千畳敷は約4千平方メートルの広大な岩場で海底火山の噴出物などが浸食されてできたとされる。観光や釣りの客が訪れ2016年までは夏季に渡船があった。

 カウンターは南伊豆歩道の入間−吉田ルートから、千畳敷へ分岐する入り口に設けた。富士山に設置されたのと同じ製品で、太陽光パネルがあり5年ほど連続稼働する。

 千畳敷は静岡ディスティネーションキャンペーンでの活用も模索されている。町では昨年5月に観光関係やジオガイドを交えた説明会を開き、設置を目指すとしていた。

 町企画課担当者は「これまで資料が全くなかった。成果を遊歩道の整備や景観の保全に活用したい」と述べた。

 【写説】カウンターを設置する役場職員=南伊豆町入間