「ジオパークと産業振興」をテーマに学ぶ連絡会のメンバー=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなと

 6次産業化の推進に向け、異業種団体でつくる「賀茂地域資源活用促進連絡会」が23日、下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなとで開かれた。賀茂農林事務所、賀茂地区の市町、観光・商工団体、漁協など構成メンバー約30人が出席し「ジオパークと産業振興」をテーマに学び、情報交換した。

 連絡会では、伊豆半島ジオパーク推進協議会の専任研究員・朝日克彦さんが「伊豆半島ジオパークでみる自然環境と産物との切っても切れない関係」、伊豆の国市観光課の小川彰弘さんが「ジオパークの地域資源としての活用の検討」を演題に講演。今井浜一燈庵の調理長・猪爪康之さんがジオをテーマにした創作料理を提案した。

 朝日さんは、ワサビやテングサ、西伊豆の田子節や潮カツオなどを例に、地域の産物とジオが密接に関係していることを解説した。

 天城特産のワサビについては「豊富な湧水、年間を通じ一定の水温、日差しから守る天城の地形が日本一といわれる良質なワサビを育てる」と説明。

 最後に「ジオは持続可能な地域を目標としており、その一つが地域の産物を生かした経済の発展。地域の伝統と自然環境に合致した産物が、なぜ伊豆で取れるのか、どういう経緯をたどってきたのかを知ってもらうことが高付加価値のツーリズムにつながる」と強調した。

 同連絡会は年2回程度開催。これまでに「桑の葉を活用した町おこし」「ワサビと地域食材を使った料理」などを学んでいる。

 【写説】「ジオパークと産業振興」をテーマに学ぶ連絡会のメンバー=下田市外ケ岡の道の駅・開国下田みなと