稲取高美術部副部長の金指さんが原画を描いた壁画=東伊豆町の稲取港東防波堤

 ■美術部・金指さんの「雛のつるし飾り」

 東伊豆町は、26日に始まる伊豆大島航路の季節運航を前に、旅客船が発着する稲取港東防波堤に新たな壁画を設置した。3枚目の今年も県立稲取高生が描いた原画を採用した。稲取伝統の雛(ひな)のつるし飾りを色鮮やかに表現した絵が加わって壁面がさらに華やかになり、利用客らを迎える。

 壁画は、縦2メートル、横3・5メートルのアルミ製で原画をデジタル処理し拡大する。観光客らでにぎわいを増す港の修景整備と町のPRに―と同校の協力を得て2017年から稲取にちなんだ絵を1枚ずつ設置している。

 3枚目の原画を制作したのは同校美術部副部長の金指実由さん(2年)でタイトルは「彩りの中で」。下田市白浜から通う金指さんが高校生になって稲取で最初に感動したつるし飾りを題材に、着物姿の女の子、雛壇飾りを配した。「細かく描いた人形や鮮やかな色合いを見てほしい。彩りがあって鮮やかなつるし飾りを多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話した。

 壁画は、17年が雛のつるし飾りと桜をモチーフに、昨年が稲取と大島を結ぶ懸け橋をイメージにしている。

 【写説】稲取高美術部副部長の金指さんが原画を描いた壁画=東伊豆町の稲取港東防波堤