「凜々子賞」の表彰を受ける5歳児たち=西伊豆町の伊豆海認定こども園

 ■カゴメ主催 全国で3園のみ

 大手食品メーカー・カゴメが全国の小学校や幼稚園に無償配布しているトマト「凛々子(りりこ)」の食育実践リポートで、西伊豆町立伊豆海認定こども園が優秀賞「凛々子賞」に選ばれた。2018年度は全国で3校(園)のみ。25日に同園で表彰式が開かれた。

 同社は食育活動の一環で、トマトジュース用のトマト「凛々子」の苗を無償で配布している。栽培を教育や体験活動に活用し、内容をまとめたリポートを提出すると、同賞の選考を受けることができる。本年度は約千校が苗を受け取り、内140校がリポートを提出した。

 同園は約10年ほど前から毎年栽培している。昨年、シカによる食害で全滅したことを受け、本年度は5歳児(11人)が中心となってシカ対策に取り組んだ。「鹿レンジャー」を結成し、わなを自作したり、対策を考えたりなど活発に活動してきた。未熟な状態で収穫してから完熟させる「追熟」にも挑戦したという。

 同社マーケティング本部広告部の3人が同園を訪れ、水野慎也課長がガラス製の表彰状を園児に手渡した。水野さんは「皆さんの取り組みは素晴らしく、また、楽しいものだった。凛々子を大切に育ててくれたことをうれしく思う」と話した。

 園児たちは「ありがとうございます」と礼を述べ、感謝の気持ちを込めて歌を披露した。

 【写説】「凜々子賞」の表彰を受ける5歳児たち=西伊豆町の伊豆海認定こども園